2010年10月31日日曜日

心のご馳走 いただきました。

10月3日、日曜日のお昼間、カーネギーホールでのウィーンフィルのコンサートに行きました。
一年前からの購入でワクワク気分でした。
ブラームスの”Tragic Overture", ヨーヨーマとのシューマンのチェロコンチェルト、最後はドボルザークの新世界。
指揮者は若てで有名なGustavo Dudamel。たしかLA Philの指揮者でもあります。私は、彼の指揮での演奏は初めて聴きました。

2曲目のシューマンのチェロコンチェルトを、ヨーヨーマがなんと楽しんでチェロを弾いているのでしょうか。奏者と作曲家が目の前で演奏しているような錯覚に捕われた時間でした。勿論スタンディングオーベーション、拍手が鳴り止みません。異例中の異例で、此処でヨーヨーマがアンコールを弾いてくれました。バッハの無伴奏プレリュードです。
完全に皆静まり、聴き入りました。信じられない素晴らしさです!!

兎に角最初から最後まで、心臓がえぐられる様な感動でした。何が違うのだろうか?
団員一人一人の解釈の他に、個々のコンシャスネスの高さ、が大きな違いかな。。。。? 
フィルハーモニーの哲学がはっきりしているからかしら。。。 
The Vienna Philharmonic Orchestra's mission is to communicate the humanitarian message of music into the daily lives and consciousness of the listeners. と記してあります。なるほど。。。ですね。演奏自体と態度全てが、このミッションを語っているようです。

演奏全体が優雅、至福に満ちている、華やか、崇高、と言った言葉が出るような、雰囲気と感動でした。
今までのドボルザークは何だったんだろうか? いやはや、恐れ入りました。心より堪能しました。大きな感動に感謝です!!S

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